工作機械 CNC装置
MAZATROL CNC装置は、1981年に日常言語による対話式プログラミングを可能とした世界初のCNC装置として登場しました。3Dモデル表示のプログラミングとタッチスクリーンの採用、最新加工サイクル機能など、使いやすさと効率的なプログラミング・加工を追求、お客様からのフィードバックや技術の進展を取り込み進化を続けています。
AI、デジタルツインなどの最先端デジタル技術を活用し、プログラミング・段取り時間の削減、サイクルタイムの短縮、加工精度の安定化、操作性の向上、さらに充実した自動化対応機能により生産性向上を実現します。またマザックのデジタルツインソフトウェア「MAZATROL DX」との連携で、オフィスでのデジタル段取りが可能になり機械稼働率を大幅に向上できます。
ソリッドマザトロール
市販のCADソフトウェアで作成された3DモデルからMAZATROLプログラムを自動生成することができるためプログラム工数を大幅に削減します。また過去に作成したプログラムからAIが加工ノウハウを学習することで、最適な加工プログラムを出力することもできます。
AI学習機能で、最適な加工プロセスを推測
過去に作成したプログラムから、AIが加工ノウハウを学習します。 このノウハウをもとに加工プロセスと加工条件を自動で推測し、最適なプログラムとして出力します。
- 1: |[AI学習なしの場合]
第1工程のドリル加工が第2工程で断続切削となり加工仕上げ面が悪化 - 2: |[AI学習した場合]
第2工程にドリル加工を行うことで良好な仕上げ面となる
推測例(加工の工程分割)
ドリル加工/旋削
b: 第二工程
旋削
旋削
b: 第二工程
ドリル加工/旋削
- 推測例01
- 推測例02
圧倒的な高速・高精度制御
最新のソフトウェアとハードウェアの搭載による高速処理能力により実現
スムースGUI
19インチタッチスクリーンと3DモデルをメインとしたGUI (グラフィカルユーザインターフェース)で、スマートフォン / タブレットと同様な直感的操作を実現
使いやすさの追求
スムースなプロセス管理と進化したプログラム機能
オプションのMAZATROL DXとの連携で工場にある機械をオフィスのパソコン上で再現でき、加工段取りのデジタル化により作業効率向上
使いやすさを追求したスタンダードモデルのCNC装置
Ez Operation
マザトロールプログラミングを強化「クイックマザトロール」搭載
15インチタッチスクリーンによる直感的な操作を実現
使いやすさを追求した画面デザイン、カスタマイズ表示が可能
Ez Machining
熱変位制御システム「サーマルシールド」搭載
加工形状・方法に合わせて機械チューニングのできる「スムースマシニングコンフィギュレーション」搭載
Ez Setup
オプションのMAZATROL DXとの連携で工場にある機械をオフィスパソコン上で再現でき、加工段取りのデジタル化により作業効率向上
15インチタッチパネルで操作性を追求しオペレータの負担を軽減
フリーレイアウト
CNC画面上の表示データやメニュー、スクリーンキーボードの表示位置を変更できます。
身長にあった位置にキーボードを移動するなど、作業者の負荷を軽減します。
カスタム表示
各種情報を組み合わせて表示することができます。作業工程に合わせて組み合わせをカスタマイズすることで、最小限の画面遷移で データの確認や設定作業が行えます。
クイックマザトロール
プログラムミスの防止やプログラム作成時間の短縮を実現します。タッチパネルの活用と3D製品モデルの表示でプログラムの作成や確認が容易になります。