レーザ加工機

STX

テーブル駆動方式２Dファイバーレーザ加工機

省スペースで、作業性に考慮した機械設計

STXシリーズはテーブル駆動方式を採用していますので、一般のテーブル固定型のレーザ加工機に比べて、半分以下の省スペースで導入できます。

フライングオプティクスタイプ（テーブル固定型）STX-3105

テーブル駆動方式のため接近性に優れ、定尺材の加工だけでなく、スケッチ材の一品加工の際にも簡単に素材を載せることができます。加工後の製品も簡単に取り出せます。

コリメーションレンズの位置を移動することでビーム径を自動で変えることができます。各板厚、材質ごとに最適なビーム径にすることで薄板では加工速度が、厚板では加工融度が向上し、安定加工を実現します。

板厚・材質によって最適なビームモードに変更

フォーカスレンズを上下させ、焦点距離を材料に合わせて自動で変えることができます。ピアシング時と切断時で最適な焦点位置に変更することで、加工速度を上げ生産性を向上させます。

STX シリーズ : 標準搭載
STX CHAMPIONシリーズ : オプション、オートノズルクリーニング機能のみ標準搭載

板厚や材質が変わるたびに必要な、段取り作業や調整作業を自動化し生産性を向上させ、一般的なレーザ加工機に比べ作業時間を約59分短縮します。

一般的なレーザ加工機
作業者による段取り作業　約60分
STX シリーズ
段取り作業を自動化　約1分

一般的なレーザ加工機	STXシリーズ
作業者の介在する工程が多く、生産リードタイムが長い	作業者による段取り作業や加工時間のバラツキを極限まで減らし、非熟練作業者でも効率のよい作業を瞬時に行うことが可能
①作業者が加工条件表を参照して加工条件を決定する	①加工条件データベースにより板厚・材質を入力することで最適なノズル等を自動決定
②作業者による焦点距離の設定	②最適な焦点距離を自動検知し設定
③作業者による最適ノズルの選定と交換ノズルの清掃作業	③最適なノズルに自動交換ノズルに付着したスパッタ等を自動除去
④作業者による倣いの設定	④倣い距離を自動設定

STX シリーズ : 標準搭載
STX CHAMPIONシリーズ : オプション、保護ウィンドウセンサのみ標準搭載

作業者に代わり、レーザ加工の状況を監視します。
加工ヘッドに搭載したセンサがピアシング貫通や加工異常（バーニング、プラズマ）を検知。
異常を検知すれば是正したり加工を一時停止したりして最適な加工を実現します。

加工機
STX シリーズ (2.0 kW)

比較方法
    ピアシング検知を使用した場合としていない場合で
    ピアシングを各100回ずつ行った結果
    （当社実績値であり保証値ではありません)