複合加工機

INTEGREX j-200 NEO

 複合加工機のエントリーモデル
  • 1スピンドルミル主軸により1本の工具であらゆる方向から切削でき、使用工具本数を削減
  • B軸は1°割出しで、多彩な加工に対応
  • 旋削主軸には高出力・高トルクのビルトインモータを採用
  • エナジーセーバーによりCNC装置で消費電力と回生電力を見える化
  • 協働ロボットセルEz LOADERにより自動化の導入が容易

タレット旋盤の制約を解決

タレット旋盤の課題

工具本数が足りない
大きな加工ワークの干渉チェックが大変
ミル工具ホルダが高価

高生産性を実現するハイパフォーマンス仕様を準備

仕様ミル主軸 (40% ED)旋削主軸 (40% ED)
スタンダード1スピンドル刃物台1°割出し12000 min-1,
7.5 kW, 27.5 N・m
5000 min-1,
15 kW, 167 N・m
ハイパフォーマンスコンパクト1スピンドル刃物台0.0001°割出し12000 min-1,
18.5kW, 57.3 N・m
5000 min-1,
18.5 kW, 326 N・m

1本の標準工具で多面加工ができるミル主軸

1°ごとに割出しが可能なため、1本のツールを外径加工、端面加工、斜め加工で使えます。第2主軸仕様でも同様に1本のツールを兼用できるため、工具本数の削減や工程集約、サイクルタイムの短縮が容易に行えます。0.0001°割出しのハイパフォーマンス仕様は、より多様なワークに対応可能です。

  • 1: |180°
  • 2: |30°
1°分割インデックス

多様なワークに対応できる第1主軸

高出力・高トルクのビルトインモータ主軸により、優れた加工能力を発揮します。ハイパフォーマンス仕様は18.5 kW、326 N・mとさらに高出力・高トルクになり、さらなる生産性の向上が実現可能です。

1、2工程連続加工を実現する第2主軸 (INTEGREX j-200S NEO)

位相あわせが必要なワークなどでは段取り時間の短縮に効果を発揮します。1、2工程連続で完成品まで加工ができるため加工精度にも寄与します。

省エネ技術や機器の搭載により、脱炭素化に貢献

マザトロールで機械稼働中の消費電力と回生電力を見える化する エナジーセーバー

CNC装置に搭載されたエナジーセーバーは、稼働中の消費電力と回生電力を見ることができるため、省エネ意識の向上につながります。さらにプログラムの切削量に応じてクーラントなどの機器を細かくコントロールすることでムダな消費電力を削減することができます。*クーラントなどの機器を細かくコントロールするためにはオプションのスムースクーラントシステムが必要です。

temp

環境に配慮したスムースクーラントシステム*

クーラント吐出量の最適制御

プログラムにより加工に応じた最適なクーラント吐出量をエナジーセーバーでコントロールします。常に消費電力を抑制した省エネ加工が行えます。

 

* オプション

クーラント吐出量 1: フェースミル 2: エンドミル 3: ドリル

スラッジ回収と省エネを両立したクーラントシステム

長期間タンク清掃が不要

タンク内に設置したノズルによりクーラントを攪拌させることで、切屑やスラッジの堆積を防止します。タンク内は常にクリーンに保たれ、クーラントの劣化防止や長寿命化、メンテナンス性の向上を実現します。クーラント交換頻度を削減し、クーラント廃棄時のCO₂ 排出量も低減します。

スムースクーラント導入実績

チャックサイズ 8インチ

INTEGREX j-200 NEO
チャックサイズ8"
最大加工径Φ500 mm
最大加工長さ500 mm / 1016 mm
INTEGREX j-200 NEO (ハイパフォーマンス仕様)
チャックサイズ8"
最大加工径Φ500 mm
最大加工長さ500 mm / 1016 mm
  • 第二主軸
INTEGREX j-200S NEO
チャックサイズ8"
最大加工径Φ500 mm
最大加工長さ910 mm
  • 第二主軸
INTEGREX j-200S NEO (ハイパフォーマンス仕様)
チャックサイズ8"
最大加工径Φ500 mm
最大加工長さ910 mm

カタログダウンロード

INTEGREX j-200 NEO

本カタログは、予告なく変更・改訂することがございますので、予めご了承下さい。市場により、販売形態が異なる場合があります。

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