複合加工機

INTEGREX j

 複合加工機のエントリーモデル
  • 1スピンドルミル主軸により、タレット旋盤の制約を解決
  • 1台の機械で全工程を完結
  • 使いやすさを追求したCNC装置

タレット旋盤の制約を解決

タレット旋盤の課題

工具本数が足りない
大きな加工ワークの干渉チェックが大変
ミル工具ホルダが高価

1本の標準工具で多面加工ができるミル主軸

ミル主軸ユニットは5°ごとに-30°~190°の範囲で割出し可能なため、1本のツールを外径加工、端面加工、斜め加工で使えます。そのため工具本数の削減や工程集約、サイクルタイム短縮が容易にできます。また1°割出し仕様をオプションで準備しております。

  • 1: |180°
  • 2: |30°
  • 3: |10°
  • 4: |30° *INTEGREX j-200Sのみ30°まで旋回

小型マシニングセンタ並みの能力を持つミル主軸

ミル主軸は、小型マシニングセンタと同等の充実した切削能力を持ち、高い生産性を実現します。

干渉領域を考慮した機械設計

テールストックに退避ストロークを持ち、刃物台がどのような角度でも干渉しません。第2主軸仕様も同様です。干渉を気にせずに段取り作業が行えるので、作業効率が向上します。

段取り作業の能率アップを実現

前面配置型ツールマガジン

標準20本収納(オプション:36本、72本収納)可能なツールマガジンを機械前面に配置することで、工具段取り時に機械背面に回る必要がなく、作業能率が向上します。

第1、第2工程の連続加工を実現する第2主軸仕様 (INTEGREX j-200S)

第1主軸と同等のビルトインモータを採用した旋削主軸を第2主軸として搭載。
位相あわせが必要なワークなどでは段取り時間を短縮し効果を発揮します。

C 軸割出しを不要にし高生産性、高精度加工を実現

加工エリアが広く大きなストロークを持つため加工ワークが縛られません。X軸・Y軸は大きな移動量を持つため、ワーク端面部のミル加工などにもC軸割出しすることなく加工ができ、高い生産性と精度を実現します。さらに、削っていない工具は機外(マガジン)にあるため、タレット旋盤よりも干渉を気にせず加工できます。

安定した高精度位置決め、高精度加工で品質への不安解消

高精度インデックスカップリングにより、高い加工精度を実現

ミル主軸ユニット(B軸)とミル主軸の割出しは、マザック独自の高精度インデックスカップリングにより位置決め固定され、従来のタレットタイプ旋盤と同等の割出し精度を提供します。

  • 1: |180°
  • 2: |30°
  • 3: |10°

Ai サーマルシールド 特許登録

Aiサーマルシールドは主軸回転速度や機体にある温度センサの情報により刃先位置の変化を抑制。温度変化、機械位置、クーラントON/OFFなどを考慮したきめ細かい機械制御により連続加工精度を安定させます。従来よりも機能を向上させ、より高度な補正を可能にしました。さらに、加工後に行う計測のデータを蓄積し学習させることで、お客様の加工環境に合わせた最適な熱変位補正ができるため、加工精度が安定します。

チャックサイズ 8インチ

INTEGREX j-200
チャックサイズ8"
最大加工径Φ500 mm
最大加工長さ500 mm / 1016 mm
  • 第二主軸
INTEGREX j-200S
チャックサイズ8"
最大加工径Φ500 mm
最大加工長さ910 mm

チャックサイズ 10インチ

INTEGREX j-300
チャックサイズ10"
最大加工径Φ500 mm
最大加工長さ629 mm / 1165 mm

チャックサイズ 12インチ

INTEGREX j-400
チャックサイズ12"
最大加工径Φ500 mm
最大加工長さ629 mm / 1165 mm

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INTEGREX j シリーズ

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