丸パイプ 最大加工寸法 | Φ152 mm |
角パイプ 最大加工寸法 | □125 mm |
最大搬入長さ | 6500 mm ~ 8000 mm* |
発振器出力 | 3.0 kW |
レーザ加工機
FT-150 FIBER
- U軸制御の採用により、高速・高精度切断が可能
- パイプ量産加工の自動化と生産性向上を実現
- オプションでドリル・タップ加工もこの1台に工程集約
- エネルギー効率に優れたファイバーレーザを搭載し、ランニングコストを削減
- 新しいGUI(グラフィカルユーザインタフェース)で操作性を大幅向上
各種パイプの高品質・高生産性加工を実現
さまざまなサイズ、材質に対応。U軸制御により高速・高精度切断
最大ワーク寸法:Φ152 mmの丸パイプ、125 mm角パイプに対応。レーザヘッドはU軸による高速動作を可能にし、軟鋼、ステンレス、銅、真鍮、アルミなどの材料を高速・高精度に切断できます。
さらに開先加工を可能にするB軸を標準搭載
B軸を搭載したレーザヘッドは、角度を付けた加工が可能です。これにより高精度な開先加工を可能とし、溶接時の品質や強度を高めます。
高速送り軸とチャック割出速度
FT-150 FIBER | |
X軸 | 150 m/min |
Y軸 | 65 m/min |
Z軸 | 65 m/min |
C軸 | 54000 deg/min |
パイプ量産加工の自動化と生産性向上を実現
従来のパイプ加工における工程を集約することで工程間移動、待ち時間、段取り作業時間などを短縮し、一台で全加工を完結。生産リードタイムを短縮します。
従来のパイプ加工との比較
従来の工程
1 : ノコ盤による切断
2 : プレス機などによる穴あけ
3 : バリ取り・清掃
4 : タップ加工
FT-150 FIBER
5 : FT-150 FIBERに工程を集約し、一台で全加工を完結
大容量バンドルローダにより長時間の連続加工を実現
大量にパイプをセットできるバンドルローダから素材を自動搬入し、アンローダから切断ワークを自動搬出します。
手動搬入装置により、形鋼や突然の割り込みワークの対応も可能です。
作業効率を向上する機械構成
素材の搬入部と搬出部を機械の前面に設け、作業者の動線を短くすることで、作業効率が向上します。
ドリル加工、タップ加工に対応した回転工具ユニット
オプションの回転工具ユニットには、ドリル加工、タップ加工、サーマルドリル加工、面取り加工に適した工具を取り付けることができます。ドリル加工時にワークを固定するサポート機能もオプションで搭載できます。
さらなる高精度・高付加価値・高品質加工を実現する多彩なオプション
ワークセンタリング補整
パイプ素材の外径寸法をレーザ計測して素材の歪みを自動補正します。
ビジュアルシームロケータ
機上でパイプの溶接シームを検出することにより、シームを考慮した角度割り出しが容易です。
サーマルドリル加工
オプションのサーマルドリル加工機能を搭載することで、薄板へのタップ加工が可能です。
ワークスパッタガード
パイプ内面のスパッタ付着やレーザによる裏焼けを防ぎ、ワークの品位を保ちます。
ファイバーレーザによりランニングコストを低減
エネルギー効率が良く、金属への吸収率が高いファイバーレーザ発振器を搭載。レーザガスが不要で消費電力が少なく、メンテナンス性にも優れています。
パイプ加工専用 新世代CNC装置 SmoothTUBE
パイプ加工に特化した新しいGUI(グラフィカルユーザインタフェース)で操作性を大幅に向上しました。タッチスクリーンの21.5インチ大型液晶デュアルモニタを採用。1つの画面で生産の流れを完結できます。また、CNC装置で簡単にスケジュール運転の条件設定の変更や再加工プロセスの実行が可能です。オプション仕様で準備しました。
参考動画
FT-150 FIBER
* オプション
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